そんなことを思っていたんだ
去年の8月に録画していた映画「この世界の片隅に」をやっと見た。
決して忘れていたわけではなくて感情的に見たい気持ちになれなかった。
今日ついに見ようという気持ちになれた。
戦争を扱った話なのに優しい良い映画。
のんちゃんの声合っていた。すずさんかわいい。
夕方はNHKの「ひとモノガタリ」という番組を見た。
フジファブリックの曲に支えられてきた人達の特集だった。
フジファブリックは「茜色の夕日」のシングルが出た頃によく色々な所で耳にして
良い曲だなぁと思っていてその後すぐに「銀河」を聴いて好きになった。
ライブにも行って演奏している姿を何度も見ていた。
それくらい好きだったバンドの人が亡くなった。
そんな経験は初めてだったので本当に悲しかった。
当時は身内の死と同じくらいの辛さを感じたと思う。
今日の番組は志村さんの歌詞に勇気付けられて
みんな前を向いて歩き出した人達。
今でも沢山の人の支えになっている志村さんはすごいなと思った。
曲を聴いていて耳に入ったフレーズに感動する事はあるけれど
最近は歌詞だけを読むっていうのはあんまりしていない。
昔はよく歌詞カードを読んで新しい発見を楽しんでいた。
こう聴こえて解釈していたのに実際は同じ発音の違う言葉だったり、
英語だと思ったら日本語だったとか。
私は曲は作れないから作れる人の事を純粋にかっこいいなと思う。
歌詞も演奏も全部ひっくるめてひとつの作品なので音楽をもっと大事に聴こう。
そういう気持ちになれた番組だった。